サステナブルコスメアワード

サステナブルコスメアワード授賞式の様子(代表の井浦新・妻の井浦あい)

髪の健康が実感できて、環境にも配慮する、使って幸福感を感じられる、人にも地球にも循環するシャンプーへのこだわりは、私たち夫婦だけが求めることなのか、他の人たちも求めることなのかは、ずっと不確かなままでした。それでも私たちだけではないはずだと確信と希望を持ってKruhiをスタートしました。

ブランド側が「良い」と言って売るのは当たり前、そしてそういうものが数多とあります。私たちは、化粧品のバックグランドもなく、ただただ自分たちの満足のいくシャンプーとして価値と意義、意味を見出していましたが、Kruhiの良さを伝えるためには公平な第三者機関にも査定してもらうべきとの思いから、まずは生分解性確認試験に出すことにしました。確認試験は5日間です。

分解に時間がかかること=生態系に負荷をかけること。

結果は、私たちの予想以上に分解が早く進み、生分解性は5日間で98.9%でした。

 

発売をしてみると、こんなシャンプーを探していた、と共感してくださる方が多くいて、自分たちが眉間にしわを寄せて不満感たっぷりに髪を洗っていた時に、同じように悩みを抱えていた方がいたことを知りました。

 

発売をスタートした直後、サステナブルコスメアワード(通称サスコス)の存在を知りました。エントリーした製品が、サステナブル=持続可能なのか、を問う審査です。

Kruhiは「地球に還るシャンプー」をコンセプトに設計をしました。Kruhiにとっては、生分解性確認試験に続く2回目の確認試験です。ただ自分たちがほしいもの、突き詰めた自分たちのこだわりを、第三者機関であるサスコスに審査をしてもらえたことは、自分たちの独りよがりではないKruhiの価値も見出すことができました。

<自分たちのコンセプト(正義)・価値・ブランド>を、2種類のエントリーシートに沿って質問に回答し、審査していただきます。

 

Kruhi202210月に発売をスタートし、サステナブルコスメアワード2022で、最高賞のGOLD賞を、シャンプーとトリートメントの2製品で同時に受賞しました。

翌年2023年に発売を開始したスキンケアバームも、確認のためサスコスにエントリー。こちらについてもGOLD賞を受賞しました。

 

私たちは、Kruhiがサスコスに提出したエントリーシートを公開します。

「サステナブル」の観念は、それぞれ違って良いと思っています。

Kruhiは、異常気象を実感しています。地球の存続、生命の存続への懸念まで生まれる中、これまでと同じ消費や製造活動は続けてはいけないのではないかと考えています。洗い流すものが生態系にかける負荷について、一人一人が改善策を見つけて行動すべき緊急性を感じています。(それと同じく大切にしているのは、使って楽しい、良い実感がある、幸福感があることです。)

また、地域課題解決に繋がる原料調達や、都市部に集中してしまっている雇用の解決、廃棄ではない農作物の活路等。幸せが循環するものづくりが、企業としての使命だとも考えています。

一歩が小さくても始めていくこと、続けていくこと、拡げていくことが大切だと信じて、創業の思いを忘れず、引き続きKruhiを続けていこうと従業員一同努めています。

 

Kruhiのサスコスエントリーシート

(選択式)

2022年

ボタニカル石けんシャンプー(選択式 ) ボタニカルトリートメント(選択式)

2023年

 オールウェイズニューバーム(選択式)

  

Kruhiのサスコスエントリーシート

(記述式)

2022年

ボタニカル石けんシャンプー(記述式) ボタニカルトリートメント(記述式)

2023年

オールウェイズニューバーム(記述式)

 

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サステナブルコスメアワードとは

サステナブルコスメアワード2022年、2023年ロゴ
環境省の森里川海アンバサダーでもあるアクティビストチームMOTHER EARTHが主催する「人にも地球にもやさしいコスメ」を表彰するアワード。
(公財)日本環境協会エコマーク事務局の協力の下で策定されたSDGs視点をベースとした評価基準をもとに、成分をはじめ原料生産・製造・販売・流通・消費・廃棄といったあらゆるプロセスを含めた製品のライフサイクル全体を通じて評価・審査・表彰することで、コスメのサスティナビリティを推進している。